モンブラン・シトロエンGS。83
モンブラン社(フランス)製1/12・シトロエンGS・ノンストップ仕様・オレンジ色・後期型車体です。
シトロエン・ミニチュアカー大辞典に、"East African Safari Rallye,3"「1976年製造」と記載されているモデルです。
所有しているモデルは、残念ながらボンネットのシールが剥がれていましたので、今回、ちゃんと貼付されている個体を追加しました。
車体中央部に「EAST AFRICAN SAFARI」、車体後部にサイケ模様のステッカーが貼付されています。
初期型では、メッキを施した別部品が取り付けられていた「前後ドアノブ」と「フューエル・キャップ」ですが、後期型では省力化の煽りで、車体に一体成型されるようになりました。
ボンネットにはライオンのステッカーが貼付されています。
ノンストップ仕様は、青色窓で内装が省略されたバージョンとなります。
内装付きで透明窓を持つモデルでは、開いた状態で再現されていた運転席と助手席の窓は、内装無しで青色着色窓を持つモデルでは、閉じた状態となっています。
全ての窓が閉じた状態で成型された青色窓には、ワイパーやルームミラー、リアウインドウの熱線のモールドが、一切省略されていました。
初期型~中期型ではメッキされていたフロントグリルは、プラスティック地肌の白色となり、グリルに開けられていた穴も省略されました。
裏面です。車体前方部分に「簡略化されたモンブラン社社章」が、打刻されているのみです。
電池部分の蓋は、初めからありません。フリー走行部分の駆動輪が失われています。
リア・ライセンスプレート部分は初期型~中期型では、「CITROEN ダブルシェブロン GS」と印刷されたブリキのプレートがカシメ留めされていましたが、中期型~後期型では「Jouets Mont-Blanc」とモンブラン社社章(一部がストライプ柄の模様になった新しい物)が印刷されたシールが貼付されています。
初期型~中期型車体では黒部品で再現されていたオーバーラダーが無くなっている事、バンパー上にはライセンス灯が再現されている事に注意して下さい。
リア・ライセンスプレート上部の黒い横長部分は、「CITROEN GS」と印刷されたリア・ガーニッシュを再現していますが、これはブリキプレートのカシメ留めです。
初期型~中期型ではメッキされていたリアバンパーとトリム類は、プラスティック地肌の白色となります。
特装車(パトカー・救急車・消防指令車)が発売されると、特装車は、針金のアンテナを立てる台座の突起が左リアフェンダーに一体成型されました。
前期型車体では、一般車両と特装車のボディ・モールドがきちんと分けられており、一般車両では針金のアンテナを立てる台座の突起が見られませんでした。
ところが中期型の一部~後期型車体では、特装車と共通のボディ・モールドとなったため、、針金のアンテナを立てる台座の突起が、画像でも確認できるように一般車でも存在するのです。
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