シトロエンDSカラーコード。

ROUGE MASSENA AC 423 (1972-73)
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マセナ広場(place Masséna)は、フランスの南東部に位置し、地中海・コート・ダジュールに面する世界的に有名な保養地・観光都市、ニース(Nice)にある広場です。
パイヨン河に、ニースの新市街地と旧市街地を結ぶポン・ヌフPont Neufが掛けられたのは1824年で、この橋の上に位置するマセナ広場は、1835年から1868年にかけて整備されました。
その後、1869年からは、パイヨン河にも覆いが掛けられて、この辺り一帯が川の流れに沿った帯状の大きな公園となり、建物や庭園が造られました。
マセナ広場を取り巻く一連の規則正しく並んだネオ・クラシック様式の建物は、ヴェルニエ(Joseph Vernier)によるもので、鮮やかな赤い色使いが南仏(ニース)的だと評判になりました。
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この「赤レンガ色」をモチーフにしたものと思われます。

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グレーのフロントウインドー・ラバーシールしか識別点が無いですが、本革シートでヘッドレストを装着していることからDSである可能性が高く、この角度でドアハンドルが見えない事から、埋め込み型ドアハンドルになった1972モデルイヤーのDS20か21かDS21IE、若しくは1973モデルイヤーのDS23かDS23IEと推察します。
1971モデルイヤー以降、DSのルーフパネルは、全車ボディカラーと同色になりましたから、ルーフカラーはノンオリジナルです。

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1971年9月から採用の「埋め込み式ドアハンドル」であること、リアシートの背もたれの位置から、1972モデルイヤー以降の、ID21かID20かDS20かDS23のブレークと推察します。
1972年9月から全ブレーク車に「DS20・DS23」のバッジが付くようになりますが、ID21は1972年8月までの生産でしたので、「DS21」のブレークは存在しない事になります。

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1972年7月~1975年1月まで生産された「D・Super5」です。
2,175cc・90×85.5mm・115bhp/5,500rpm(12CV)・ウエーバー2バレル式キャブレター・5段ギアボックス(DSとギア比は異なります。)という、最強のIDです。
1971モデルイヤー以降、DSuper5のルーフパネルは、全車ボディカラーと同色になりましたから、ルーフカラーはノンオリジナルです。

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グレーのフロントウインドー・ラバーシール、pallas専用ホイルキャップ、ボディサイドのプロテクションモール、ドアとリアフェンダー上下のステンレス・トリム、埋め込み式ドアハンドル、等から、1972~75モデルイヤーのDS20・DS21・DS21IE・DS23・DS23IE、何れかのpallasであると推察します。
Cピラートリムパネルがメッキされているのは、ノンオリジナルです。
本来Cピラーに付くべき「DS」か「pallas」のバッジも見当たりません。
1971モデルイヤー以降、DSのルーフパネルは、全車ボディカラーと同色になりましたから、ルーフカラーはノンオリジナルです。

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ハーフサイズのホイルキャップ、ステンレス製リア・ウインカーハウジング、トランクリッドの銀色のエンブレム、等からIDシリーズと分かり、1971年9月から採用の「埋め込み式ドアハンドル」であること、トランクリッドのバッジが、1972年6月までの「細長い横棒の上に斜体文字が付いたタイプ」に見えること、色褪せたルーフがボディと同色だったと考えられる(1971モデルイヤー以降、DSuperは、ルーフカラーが全てボディと同色になります。DSpecialは、ルーフカラーが全てBlancMeijeになります。)、等から、1972モデルイヤーDSuperと推察します。
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パワーステアリング機構がIDシリーズのオプションとなったのは1962年10月ですが、大半のIDが装着するようになったのは後年でした。
パワーステアリング機構装着車では、たとえIDシリーズであろうと、御覧のように内側ヘッドライトの首振り機構が、オプションで注文できました。

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1971年9月から採用の「埋め込み式ドアハンドル」、ハイドロシフトノブ、トランクリッドの金色のダブルシェブロンとDS21のバッジ、pallas専用ホイルキャップ、ステンレス製プロテクションモール、ドアとフェンダー上下の縁に付くステンレス製トリム、溝が無くバフ仕上げのアルマイト製B/Cピラー・トリムパネル、1972年8月まで採用のCピラーに付く「DS」のロゴマーク、クロムの縁取りのあるテールランプ、ボディカラーの設定年度、等から、1972モデルイヤー・DS21pallasだと考えます。
左側テールランプレンズが、メッキ縁取りの無い、ノーマルDS用に交換されているのが残念です。
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tag : シトロエン DS CITROEN

中学受験

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愚息の中学受験が終了しました。
残念ながら本命校は不合格でしたが、入学希望校のうちの一つに進学する事が決まり、ホッと胸をなでおろしています。

親馬鹿の自慢話で大変恐縮ですが、感心するのは(当たり前の事ですが)、「自ら中学受験をすること決め・塾を選び・勉強を楽しんでいた」事です。
受験勉強期間を振り返ってみて、「今は兎に角、夢中で勉強した方が良いんじゃないか。」と激励したのは、スランプに陥ってモチベーションを失いかけていた時の一度きりでした。
親に叱られながら嫌々勉強していた小職とは、雲泥の差です。

家族が一丸となって愚息を応援できた(姉弟の仲が良かった事も幸いしました)のも、絆がさらに深まったような気がして良い体験でした。
愚息が直近の一年で、言動が急に大人びてきて(声変わりもしましたが)、落ち着いた表情を見せているのに驚いた次第です。親が思う以上に、子供は肉体的にも精神的にも成長著しいのですね。

本命校不合格の報に接した時は、悔しさのあまり嗚咽したそうですが、小職が帰宅した時には既に気持ちを切り替え済で、笑顔を覗かせていました。こういった経験も、将来生きてくるのでしょうね。楽しみであります。

来年は愚娘の大学受験が控えていますが、愚息の姿を目の当たりにして、本人に期するところがある様子です。
親がドキドキ・ソワソワ・イライラと心配しながらも、逆に子供に勇気づけられるのが子育ての醍醐味、と言ったら言い過ぎでしょうか。

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サンチェス製カマルグ。

Sanchisサンチェス)社[スペイン]製の、1/12・シトロエンカマルグ》・有線リモコンモデルです。

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シトロエン・ミニチュアカー大事典》では、「1973年に有線リモコンモデルが発売され、1975年に再販された。」と記載されています。可笑しな事に、フリクションモデルについてのコメントがありません。
このオレンジボディは、比較的良く見かけるモデルです。シート色に、バリエーションがある可能性があります。

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カマルグ》の発表が1972年のジュネーブ・サロンですから、1973年にリモコンモデルとフリクションモデルが同時に発売され、1975年以降も2~3年生産されたものと推測します。

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有線リモコンモデルの箱(”エレクトリック・テレガイド”と明記されています。)はカラー印刷になり、フリクション駆動モデルの箱のオレンジと黒の二色刷りと差別化が図られています。
フリクション駆動モデルの箱では、片面にカマルグのイラストが、もう一方にベルトーネ氏のイラストが描かれていたのが、有線リモコンの箱ではカマルグとベルトーネ氏のイラストが一緒に描かれ、反対サイドのダブルシェブロンとベルトーネ社のマークが、フリクション駆動モデルの箱に比して増えています。

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前後共、特徴的な造形を巧みに表現していると思います。リアのナンバープレートが誇らしげです。
分かり難いですが、リアナンバープレート上部には「CITROEN」のロゴがモールドされています。

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ダッシュボード、ドア内張り、新デザインのシート等も、きちんと表現されています。
ダッシュボードは結構緻密に再現されているので、是非とも色付きで表現して欲しかったです。

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裏面は、サンチェス社の刻印がある他は比較的あっさりしていますが、ちゃんとエンジン裏面や排気管がモールドされているところが嬉しいです。リモコンモデルでは、排気管からコードが出ています。

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シトロエンDSカラーコード。

BORDEAUX AC 421 (1967-71)
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「ワインレッド・カラー」を、英語ではバーガンディ(burgundy)・フランス語ではブルゴーニュ(bourgogne)と言います。これは、フランスのブルゴーニュで産出するブルゴーニュ・ワインに由来します。
これに対して「マルーン・カラー」を、フランス語・イタリア語などでは、フランスのボルドーで産出するボルドー・ワインに因んで、ボルドー(Bordeaux)と呼びます。
同じワインに由来する色名であっても、ワインレッド(バーガンディ)が「紫味の強い赤」であるのに対して、マルーン(ボルドー)は「茶色味の強い赤」を意味しています。

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ボディサイドのプロテクションモール、ドアとフェンダーの上下に付くステンレストリム、溝の無いCピラートリムパネル、専用ホイルキャップ、マーシャル製補助ランプ、ドア内側上部の「うね」が縫い込まれたビニールレザー等から、純正pallasと思われ、もっと大きな画像でハイドロシフトのセレクターとトランクリッドのグレードバッジが確認できましたので、1967モデルイヤーDS21pallasと判断します。

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ボディサイドのプロテクションモール、ドアとフェンダーの上下に付くステンレストリム、溝の無いCピラートリムパネル、専用ホイルキャップ、マーシャル製補助ランプ等から、純正pallasと思われ、もっと大きな画像でハイドロシフトのセレクターとグレーのフロントウインドー・ラバーシールが確認できましたので、1967モデルイヤーDS19か21のpallasと判断します。
この車は本革シート仕様です。この場合は、ドア内側上部の「うね」は縫い込まれません。

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猫目フロントグリル、リアシートの位置から、1968~1971モデルイヤーのID20かID21のブレークと推察されます。
Robri製サイドプロテクションモール、GH製フロントオーナメントを取り付けています。
この車はオランダ・ナンバーでした。輸出仕様のIDブレークには、フルサイズのDS用ホイルキャップが装着されました。(フランス国内販売のIDブレークは、ハーフサイズのホイルキャップでした。)

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黒のフロントウインドー・ラバーシール、黒に近い茶色のリアウインカー・ハウジング、ハーフサイズのホイルキャップ、後期型ダッシュボード、取っ手が飛び出しているドアハンドル、前期型の一回り小さいテールランプ、トランクリッドのグレードバッジ等から、1970~1971モデルイヤーのDspecialかDsuperと思われます。
サイドプロテクターは社外品アクセサリーで、ビニールレザーシートを装着しています。

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グレーのフロントウインドー・ラバーシール、ボディサイドのプロテクションモール、ドアとフェンダーの上下に付くステンレストリム、溝の無いCピラートリムパネル、Cピラーに付くDSのロゴマーク、専用ホイルキャップ等から純正DSpallasと思われ、猫目で且つ取っ手が飛び出しているドアハンドルを持つ事から、1968~1971モデルイヤーのDS19か20か21か21IEのpallasと推察します。

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グレーのフロントウインドー・ラバーシール、フルサイズのホイルキャップ、猫目で且つ取っ手が飛び出しているドアハンドル等から、1968~1971モデルイヤーのDS19か20か21か21IEと推測します。サイドプロテクターは社外品アクセサリーです。

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グレーのフロントウインドー・ラバーシールが純正だとすれば、猫目で且つ取っ手が飛び出しているドアハンドル等から、1968~1971モデルイヤーのDS19か20か21か21IEと推測します。ドアミラーは社外品が付いているようです。
「DSなのに、内側のヘッドライトがステアリングと連動していないのは変だ。」と仰る向きもあろうかと存じますが、パワーステアリング機構を持たないグレードのDSでは、全て固定式でした。
DSでも、このようにヘッドライトの首振り機構を取り付けていない車両が、少なからず存在するのです。
逆に、全車がパワーステアリング機構を備えていたpallasでは、首振り機構が標準装備でしたし、パワーステアリング機構を持つIDグレードでも、オプションで首振り機構が注文できました。
仮に、この車が外見をpallas仕様に装ったとしても、首振り機構が無い時点で素性がばれてしまいます。

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tag : シトロエン DS CITROEN

サンチェス製カマルグ。

Sanchisサンチェス)社[スペイン]製の、1/12・シトロエンカマルグ》・フリクション駆動モデルです。
新年という事もあって、おめでたい金色モデルから紹介します。(レアです。)

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シトロエン・ミニチュアカー大事典》では、「1973年に有線リモコンモデルが発売され、1975年に再販された。」と記載されています。可笑しな事に、フリクションモデルについてのコメントがありません。

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カマルグ》の発表が1972年のジュネーブ・サロンですから、1973年にリモコンモデルとフリクションモデルが同時に発売され、1975年以降も2~3年生産されたものと推測します。

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フリクション駆動モデルの箱(”フリクション”と明記されています。)は、片面にカマルグのイラストが、もう一方にベルトーネ氏のイラストが描かれています。
通常のフリクション駆動モデルの箱は、オレンジと黒の二色刷りですが、この金色バージョンに限っては、金色を連想させる黄土色になっています。

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前後共、特徴的な造形を巧みに表現していると思います。
本来はテールランプの下にナンバープレートがステッカーで貼付されていますが、このモデルでは失われています。
分かり難いですが、テールランプパーツの中央部には「CITROEN」のロゴがモールドされています。

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フロントウインドーにワイパーが再現され、室内にルームミラーが再現されている事に注意して下さい。

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リアシート中央部には、はずみ車から逃げる為の大きな膨らみがあります。

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ダッシュボード、ドア内張り、新デザインのシート等も、きちんと表現されています。
ダッシュボードは結構緻密に再現されているので、是非とも色付きで表現して欲しかったです。

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裏面は、サンチェス社の刻印がある他は比較的あっさりしていますが、ちゃんとエンジン裏面や排気管がモールドされているところが嬉しいです。金色ボディ車では、ボディ下面が金色塗装されています。

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tag : Sanchis サンチェス シトロエン カマルグ CITROEN Camargue

プロフィール

ecocitro

Author:ecocitro
妻・娘・息子との四人暮らしです。
【シトロエン】
《1975 GS1220 club》
亡父が1975年に新車で購入し、ブログ著者に名義変更して現有。
《1973 DS23IE pallas》
1992~2016 24年間所有。
《1972 SM2.7》
2002~2007 5年間所有。
【楽器演奏活動】
《集団演奏》
JAZZ PIANOの集団演奏活動を、目論んでいます。
《鍵盤/打楽器》
幼少時にクラシック・ピアノを習得。
学生時代の4年間は、ジャズ・ドラムの個人レッスンを受講。
社会人になってから、ジャズ・ピアノ教室で、3人の講師に師事。
【作詞/作曲/編曲】
自作曲をCuebaseで完成させる傍ら、それをネットで公開して、評価を仰ぐ事に注力します。
【ミニカー蒐集】
シトロエンGS/AとシトロエンSMモデル以外を、2017年1月に売却。
【運動】
サッカー・水泳・野球等、色々経験した結果、最も肌に合って楽しいスポーツは、バスケットボールでした。
【鉄道趣味】
山陽・阪急・阪神・神戸電鉄・神戸市電・姫路モノレール・地方ローカル鉄道・軽便鉄道が好きです。
【ミリタリー】
戦史・戦記・飛行機・船舶・兵器・空戦・海戦・軍人について、特に造詣を深めています。
【アイドル】
偶然、「初の選抜総選挙1位戴冠」をテレビ視聴していた事から、指原莉乃さんの在宅・ライトファンとなりました。

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