シトロエンDSカラーコード。

NOIR AC 200 (1956-1975)①

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1967年9月からの「猫目」、1971年9月に埋め込み型へと変更になる前のドアハンドルの形状、1969年9月に登場した、高い位置に安全パットが張られた後期型ダッシュボード、等から1970~1971モデルイヤーであることが推測でき、トランクフードのバッジから「DS21IE」であることが分かります。
更に、専用ホイルキャップ、ステンレス製のプロテクションモール、ドアとフェンダー上下の縁に付いたステンレス製トリム、バフ仕上げアルマイト製のB/Cピラーのトリムパネル、Cピラートリムパネルに付いたDSのロゴマーク、等から「Pallas」と判断します。但しテールランプだけが、Pallas用のメッキ縁取りタイプではなく、黒縁取りの通常DSタイプになっています。

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フロントウインドーの黒色ラバーシール、茶色のプラスティック製リアウインカー・ハウジング、ハーフサイズのホイルキャップ、1962年8月までの初期型バンパー&グリルから、1959~1962モデルイヤー・ID19・コンフォールと判断します。

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フルサイズのホイルキャップ、灰色のフロントウインドー・ラバーシール、フロントバンパー下アンダーカウルのメッキトリム、フロントフェンダーに排熱グリルを備えている事(1959年9月~1962年9月の間、IDは排熱グリルを必要としませんでした。)等から、1960~1963モデルイヤー・DS19と判断できます。
この個体は、Robri社製サイドプロテクトモールとマーシャル社製補助ランプを装備しています。

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一見DSのように見えますが、フロントウインドーの黒色ラバーシールから、この車がIDであると分かります。
平行作動式のワイパー(1964年9月の1965モデルイヤーから採用)と、フロッグアイのフロントデザイン(1967年8月まで)から、1965~1967モデルイヤー車と判断します。
pallas用補助ライト、pallas専用ホイルキャップ、pallas用ステンレス製のプロテクションモール、pallas用ドアとフェンダー上下の縁に付いたステンレス製トリム、pallas仕様のメッキトリムの輪郭がはっきりしたフロントウインカー、等は全てノンオリジナルです。GH社のアルミ製ボンネットオーナメントはオプション品です。

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ハイドロシフトノブがあり(ハイドロシフト付のIDは、生産されませんでした。)、フルサイズのホイルキャップと灰色のフロントウインドー・ラバーシールから、この車がDSである事が確認出来ます。
更に、フロントエプロンが1957年5月までの溝の付いた無塗装アルミ製ではないこと、1958年5月まで採用されていた赤色の蛍光板が付いたリフレクター・ハウジングではないこと、1959年8月までのAピラー付近にまで伸びたメッキのリアウインカー・ハウジングであること等から、この車が1958年6月~1959年8月にかけて製造された、1958~1959モデルイヤー・DS19であると推測します。
DS登場時以来、ルーフカラーがNoirの車両は全車、溝の無いNour塗装仕上げのB/Cピラー・パネルを装着していました。
この車は、Robri社製サイドプロテクターとマーシャル社製補助ランプを装備しています。

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ハイドロシフトノブが見え(ハイドロシフト付のIDは、生産されませんでした。)、平行作動式のワイパー(1964年9月の1965モデルイヤーから採用)と、フロッグアイのフロントデザイン(1967年8月まで)から、1965~1967モデルイヤー・DS19と判断します。
pallas用の補助ライトを付けていますが、この角度では純正のpallasなのかpallas仕様なのか判然としません。
GH社製のボンネット飾りの下にあるダブルシェブロンは、ノンオリジナルです。

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ハイドロシフトノブが見え(ハイドロシフト付のIDは、生産されませんでした。)、ハンドルグリップのテープが白から黒に替わるのは1959年7月以降で、リフレクターの形状が小型になるのは1959年9月から、ダッシュボードが中期型に替わるのは1961年9月からですから、これらを鑑み、1960~1961モデルイヤー・DS19と判断します。
内装がグレーなので、この車は次週に記事をアップ予定の、《モデル・アドミニストレーション(Modele Administration)》若しくは、《モデル・プレフェクチュール(Modele Préfecture)》です。

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ハイドロシフトノブが何とか確認できる事(ハイドロシフト付のIDは、生産されませんでした。)、時計がインストゥルメントパネル内に移動するのは1959年5月で、この車ではダッシュ中央下に時計が確認できる事、フィッシュテール型のエクゾースト(1958年2月まで)である事、細長い形で、蛍光版の付いたハウジングを持つリフレクター(1958年5月まで)である事、赤いプラスティック製リアウインカーハウジング(1959年8月まで)である事、等から1956~1958モデルイヤーの極初期型DS19と判断できます。
赤いプラスティック製リアウインカーハウジングの先端部分が、メッキで縁どられているのに注意して下さい。この縁取りはIDでは存在しません。
また、「赤いプラスティック製リアウインカーハウジング」を持ったDSに限り、Cピラーに続く雨樋のラインが「逆L字型」になってはっきりと現れていることに注意して下さい。
1959年9月以降採用になった「ステンレス製の短いリアウインカーハウジング」を持つ車両では、雨樋の折れ曲がった部分が、リアウインカーハウジングで覆われて見えなくなりました。
Bピラーに存在するウインカー(レンズの形状と色(アンバー・オレンジ等)に、バリエーションがあります。)は、恐らく1959モデルイヤーまで設定されていたと思われます。
タクシーのような配色ですが、1970モデルイヤーまで、ルーフパネルの色は顧客の好みで、ボディと対照的な色からも選べたのでした。
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tag : シトロエン DS CITROEN

金環日食

御多聞に漏れず、次に拝める機会は無いと思い、登校・出社に慌ただしい時間帯でしたが、家族全員で2つしかない観察用メガネを貸し合って、金環日食を観ました。

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雲で陰った時は、肉眼でも確認できたので、撮影するには絶好でした。

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ダイヤモンドリングに近い形で、指輪の様な状態が撮影できたのはラッキーでした。

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モンブラン・MEPレーサー。

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1972年に発売された「モンブラン製・MEP-X2・1/12・フリクション仕様・火花が出るギミック付・赤色ボディ」です。

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MEP CITROENと書かれた白のストライプ」「8番のゼッケン」「ミシュランXASの”ヘルメットを被ったレーサー頭部”」「TOTAL」のステッカーが貼付されています。

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ステッカー貼付位置は個体によって若干差がありますのが、ステッカーが別添のシートになっていた為、貼付する際に、オーナーによって位置に差が出てくるのは当然と推察されます。ステッカー貼付位置まで、バリエーションに含める必要はないと考えます。

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前から見た精悍な姿。実車は細くて前後で大差ないサイズのタイヤを用いていましたが、モデルでは幅広のタイヤを装着しており、前後でちゃんとタイヤ幅が変えられているので、F1かと見まがうばかりです。

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エキゾーストパイプの処理が、リアル感あって良い感じです。
この角度から撮影すると、スケール感忘れて一瞬本物と錯覚します。

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下回り。ちゃんと4本の排気管の取り回しが再現されています。

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エンジン部分のクローズアップ。
ブリキ板への塗装とプラスティック部品で、巧みに実車の雰囲気を再現しようとしています。

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レヴ・カウンター等の計器類も、きちんと再現されています。
シフトレバー等が省略されているのが残念です。

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このモデルの最大のハイライトは、エンジンカウル上部が赤色透明になっている事です。

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タイヤを回転させると、フリクションに連動して火花が飛びます!
昔日のブリキ玩具には頻繁に用いられていたギミックですが、今となっては妙に新鮮です。愚息も驚いておりました。

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専門書では「火花が飛ぶギミックを持つフリクション仕様」として、青色と赤色が紹介されていました。
従って、通常のフリクション仕様や、有線リモコン仕様でも赤色ボディが存在することになります。
やれやれ、泥沼の奥底深く沈んでいく感覚ですが、漸く手に入れたレアモデルですし、迫力あるプロポーションですので、当座は、矯めつ眇めつ眺めては、一人悦に入っております。

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シトロエンDSカラーコード。

GRIS TYPHON AC 147 (1961)
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テュポン(TYPHON)は、ギリシア神話に登場する神(怪物)で、ガイアの息子であり、タルタロスとの間の子だとされています。また、エキドナの夫で、キマイラ、ケルベロス、オルトロス、ラードーン、ヒュドラーなどの怪物や、多くの風の神々の父でもあります。
その巨体は星にも届くほどで、その腕は伸ばせば世界の東西の涯にも達すると言われました。
肩からは百の蛇の頭が生え、火を放つ目を持ち、腿から上は人間と同じですが、腿から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしているそうです。

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上掲6枚の画像は、全て同じ個体です。
フロントフェンダー上の排熱グリル(1960~1962モデルイヤーのDSのみ設置。)、ハイドロシフトレバー、フルサイズのホイルキャップ、塗装色制定年、等から、1961モデルイヤー・DS19と分かります。
DSは、バンパー下のフロントアンダーカウルにメッキのトリムが付いていました。
ホイールの色は、Rouille(錆色)です。この色は1961年6月まで塗られました。

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アンビュランス通常仕様(Ambulance Mixte アンビュランス・ミクスト)のID19ブレーク。
ルーフに赤色灯を、ヘッドライト前にマーシャル製補助ヘッドランプを、それぞれ取り付けています。
アンビュランス仕様のリアシートは、左側60:右側40の比率で分割可倒式になっていました。今日では常識的装備ですが、当時としては画期的でした。
IDは、1959年9月から1962年9月までの間、フロントフェンダー上にDSのような排熱グリルを必要としませんでした。

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フロントウインドーのラバーシールが黒色(DSは灰色)、茶色のプラスティック製ウインカーハウジング(DSは1959年9月以降、ステンレス製ハウジング。)、白色のハンドルグリップ(パワーアシストのあるDSは、IDとの区別を容易にするため、1959年7月からハンドルグリップが黒色になりました。)、等からID19と分かります。
IDは、1959年9月から1962年9月までの間、フロントフェンダー上にDSのような排熱グリルを必要としませんでした。

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DSAC140
Robri社製・GH社製のホイルキャップやオーナメントと、マーシャル製補助ヘッドランプを装着している為、一見シャプロンボディのDSの如く見えますが、フロントウインドーのラバーシールが黒色(DSは灰色)、茶色のプラスティック製ウインカーハウジング(DSは1959年9月以降、ステンレス製ハウジング。)、白色のハンドルグリップ(パワーアシストのあるDSは、IDとの区別を容易にするため、1959年7月からハンドルグリップが黒色になりました。)、等から実はID19であると分かります。
IDは、1959年9月から1962年9月までの間、フロントフェンダー上にDSのような排熱グリルを必要としませんでした。

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この車も、フロントウインドーのラバーシールが黒色(DSは灰色)、茶色のプラスティック製ウインカーハウジング(DSは1959年9月以降、ステンレス製ハウジング。)、白色のハンドルグリップ(パワーアシストのあるDSは、IDとの区別を容易にするため、1959年7月からハンドルグリップが黒色になりました。)、等からID19と分かります。
無着色FRPのルーフが、雨空に映えます。社外品のサイドプロテクトモールを装着しています。
IDは、1959年9月から1962年9月までの間、フロントフェンダー上にDSのような排熱グリルを必要としませんでした。

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モンブラン・MEPレーサー。

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1972年に発売された「モンブラン製・MEP-X2・1/12・有線リモコン仕様」ですが、専門書にも掲載されていない、非常に珍しい黄色ボディです。

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MEP CITROENと書かれた白のストライプ、8番ゼッケン、ミシュランXAS、TOTAL、モンブラン社の社章とロゴ、のステッカーが貼付してあります。

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ステッカーは別シートで用意され、オーナーが好みで貼付する方式でしたので、現存モデルでは、貼付位置に無限のバリエーションがあります。

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上から見た精悍な姿。
ドライバー人形が残っているのは、珍しいケースです。

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ドライバー人形の拡大です。当時の玩具付属品としては、及第点の出来でしょうか。
全ての人形で、ヘルメット部分だけ赤色に塗装されていたことが分かります。

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専門書に掲載された写真を見て、ドライバー人形が小さすぎて奇異に感じ、「ドライバー人形は、元々付属していないのでは。」と勘ぐっていましたが、何台か蒐集するうちドライバー付属の個体に数台巡り合い、「この人形がオリジナルで付属していたのだ。」と納得しました。

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エキゾーストパイプの処理が、リアル感あって良い感じです。前後でちゃんとタイヤ幅が異なるのも、雰囲気を盛り上げます。(実車はもっと細いタイヤで、サイズも前後で同じみたいでしたが・・・。)

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下回り。ちゃんと4本の排気管の取り回しが再現されています。
長方形の凹みは、ギアカバーの形状にバリエーションがあります。

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エンジン部分のクローズアップ。
ブリキ板への塗装とプラスティック部品で、巧みに実車の雰囲気を再現しようとしています。
ブリキ板のドライブシャフト・ブーツを印刷した部分から、ちゃんと車軸が出ているのは立派です。

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赤色のプラグコードや剥き出しのエアファンネルが、その気にさせます。
モデル自体は大味な造形ですが、サイズが大きいので迫力があります。
ボディ後端部分にダブルシェブロンがかたどられているのが、分かりますでしょうか?

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レヴ・カウンター等の計器類も、きちんと再現されています。
シフトレバー等が省略されているのが残念です。

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エンジンフードの一部は、「火花が出るギミック付きフリクション仕様」に充当した場合に備えて、赤い透明窓を取り付けるべく、切り取り易い構造になっているのが分かります。

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tag : モンブラン MEP CITROEN

プロフィール

ecocitro

Author:ecocitro
妻・娘・息子との四人暮らしです。
【シトロエン】
《1975 GS1220 club》
《1973 DS23IE pallas》
1992~2016 24年間所有。
《1972 SM2.7》
5年間所有。
【楽器演奏活動】
《集団演奏》
JAZZ PIANOの集団演奏活動を、目論んでいます。
《鍵盤/打楽器》
幼少時にクラシック・ピアノを習得。
学生時代の4年間は、ジャズ・ドラムの個人レッスンを受講。
社会人になってから、ジャズ・ピアノ教室で、3人の講師に師事。
【作詞/作曲/編曲】
自作曲をCuebaseで完成させる傍ら、それをネットで公開して、評価を仰ぐ事に注力します。
【ミニカー蒐集】
シトロエンGS/AとシトロエンSMモデル以外を、2017年1月に売却。
【運動】
サッカー・水泳・野球等、色々経験した結果、最も肌に合って楽しいスポーツは、バスケットボールでした。
【鉄道趣味】
山陽・阪急・阪神・神戸電鉄・神戸市電・姫路モノレール・地方ローカル鉄道・軽便鉄道が好きです。
【ミリタリー】
戦史・戦記・飛行機・船舶・兵器・空戦・海戦・軍人について、特に造詣を深めています。
【アイドル】
偶然、「初の選抜総選挙1位戴冠」をテレビ視聴していた事から、指原莉乃さんの在宅・ライトファンとなりました。

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