良く聴いた音楽

パット・メセニー

《スピーキング・オブ・ナウ》
パットメセニー012
2003年発表。前作「イマジナリー・デイ」は好評を持って迎えられましたが、一部にはジャズ的要素が非常に薄まったという批評がありました。

メセニーグループは当初、メセニー、ライル・メイズ(key)、マーク・イーガン(b)、ダニー・ゴッドリーブ(ds)、というメンバーでした。(私はこのメンバーが一番好き。)

これにボーカルを加えて民族音楽的要素が強まり、「オフランプ」(発売時の邦題は「愛のカフェオーレ」!だったそうな。)からベースがスティーブ・ロドビーに変わり、「First Circle」からドラムがポール・ワーティコになりました。

このリズムセクションでパット・メセニー・グループの新時代が始まり、「Still Life」で一定の完成をみたと言えるでしょう。

その後のパット・メセニー・グループは、このリズムセクションを固定して音楽的発展を図っているように思えたのですが、この「Speaking of Now」では前途の批評を考慮してか、ドラムをポール・ワーティコからアントニオ・サンチェスに替え、新たにトランペッターのクン・ヴー、ヴォーカリストのリチャード・ボナが加入しました。

個人的には、全ての曲が耳に心地良く響くのですが、何処となく新鮮味に欠けるような気がしました。
民族楽器を用いたイントロサウンドを聴いてハッとしても、テーマを経てサビに入る頃には耳慣れたサウンドになってしまい、飽きてしまうのです。何かを期待しすぎているのかもしれません。

《メセニー&メルドー》
パットメセニー013
2005年12月にNYで録音され、2006年9月12日に発表。

パット・メセニーと、新進気鋭のピアニスト、ブラッド・メルドーによるコラボレーティッド・アルバムです。

演奏は2人のデュオが中心で、4曲目”リング・オブ・ライフ”と7曲目”セイ・ザ・ブラザーズ・ネーム”では、ブラッド・メルドー・トリオからベースのラリー・グレナディアとドラムのジェフ・バラードが参加しています。

私の中でマンネリ化しつつあったパット・メセニーの音楽ですが、このアルバムによって見事に裏切られました。
巷間「人が変われば企業が変わる。」と言われますが、これと同じく「ピアニストが変わればアルバム全体の音楽が変わる。」を地で行ったのがこのアルバムです。

左手と右手で別々のメロディーを弾きこなせるというブラッド・メルドーですから、ギターと打ち消しあわない音域での絶妙の和音とソロはお手の物で、左手でベースラインを多彩に弾ける事から無理にカルテットにせずとも良く、メセニーとメルドー、お互いに新しい発見があった模様です。

個人的にはブラッド・メルドー独特の作風が新鮮な”Unrequited”、パット・メセニーが6弦アコスティック・ギターを演奏する”Summer Day”、”Ring Of Life”でのドラムがお気に入りです。

《メセニー&メルドー・カルテット》
パットメセニー014
日本盤は2007年3月28日発売。

ブラッド・メルドー・トリオのベースのラリー・グレナディアとドラムのジェフ・バラードを加えた、カルテット演奏で全曲を録音しています。
当然の事ながら、メルドーの曲でメセニーがメロディーを弾くパターンの方が斬新に聴こえました。

2曲目”The Sound Of Water”の正にクリスタルで幻想的なサウンドに、往年のパット・メセニー・グループの面影を垣間見てしまいます。

3曲目”Fear and Trembling”はメルドーの楽曲ならではの複雑で魅力的な和音の上に、緊張感溢れるメセニーのギターソロが被さります。

4曲目”Don’t Wait”では、アコスティック・ギターの音色に透明さや荘厳さを感じて、色々な風景が頭の中に創造されます。

5曲目”Towards the Light”では、アルバム「トラヴェルズ」の頃を彷彿とさせるような一体感で私を魅了しました。そうです、私はこんなパット・メセニーを待っていたのです。

アルバム最後に、映画「天国への道」から”マルタズ・テーマ”を演奏しているのに感激しました。
「天国への道」はパット・メセニーが音楽を担当しており、サントラ盤を購入して寝る前に良く聴いていた私には、とても懐かしく心に染みいる楽曲でした。
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tag : パット・メセニー

モンブラン・シトロエンGS。38

MONTBLANC GS 098
モンブラン社(フランス)製1/12・シトロエンGS・フリクション仕様・ベージュ色・中期型車体です。

MONTBLANC GS 099
中期型まではフロント・リアバンパーとフロントグリルがメッキ仕様であり、前後ドアノブとフュエル・キャップがメッキを施した別部品となっています。
見難いですが、フロントウインドウにルームミラーとワイパーがモールドされています。
特装車(パトカー・救急車・消防指令車)が発売されると、特装車は、針金のアンテナを立てる台座の突起が左Cピラー付け根に一体成型されました。
前期型車体では、一般車両と特装車のボディ・モールドがきちんと分けられており、一般車両では針金のアンテナを立てる台座の突起が見られませんでした。
ところが中期型の一部から後期型車体にかけては、特装車と共通のボディ・モールドとなったため、、針金のアンテナを立てる台座の突起が、画像でも確認できるように一般車でも存在します。

MONTBLANC GS 100
ベージュ色車体では、内装色は茶色しか確認していません。

MONTBLANC GS 101
運転席と助手席の窓は、開いた状態で再現されています。
ベージュ色車体では、ベージュ色と灰色のホイール色バリエーションを確認しています。

MONTBLANC GS 102
箱の裏面には、トランク開口状態の写真、前席シート写真、タイヤ・ホイールの拡大写真、インスツルメントパネルの写真が掲載されており、諸元性能が各国語で記されています。プロポーションモデルとして、ディーラー等で販売されていた事が窺われます。

MONTBLANC GS 103
フリクション仕様でも底板は有線リモコン仕様とほぼ同一で、前輪がステアする際の切り裂きがあり、フリクションは後輪に取り付けられ、最後部にコードを通す穴まで開けられている事に注意して下さい。
中期型以降は留め金を通す穴の位置が増えて、中央の「モンブラン社社章と社名・製造国フランス」打刻は同じですが、その後方にあった「-GS- BY CITROEN」の打刻が車体前部に移動しました。

MONTBLANC GS 104
車体前部は、大味ながら巧みに造形されているのが分かります。
箱に印刷されているモンブラン社のマークが、ストライプ模様が追加された後期タイプになっている事に注意して下さい。
分かり難いですが、フロントウインドウ内側に貼付してあったモンブラン社社章のステッカーを、剥がした跡が残っていました。
前オーナーが新ロゴマークを気に入らなかったのか、単に目障りだから取ってしまったのか・・・。
真相は謎です。

MONTBLANC GS 105
リア・ライセンスプレート部分は、「CITROEN ダブルシェブロン GS」と印刷されたブリキのプレートをカシメ留めしています。
リア・ライセンスプレート上部の黒い横長部分は、「CITROEN GS」と印刷されたリア・ガーニッシュを再現していますが、これもブリキプレートのカシメ留めです。 (ギリシャのLYRA社製造モデルでは、リア・ライセンスプレートとリア・ガーニッシュ部分がシール貼付となります。 )
黒部品でオーバーラダーが再現されており、バンパー上にはライセンス灯が再現されている事に注意して下さい。

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tag : モンブラン シトロエン GS

第24回フレンチ・フレンチ関西・2010・9・12

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9/12に開催された「第24回フレンチフレンチ関西」に、参加して参りました。
GS軍団の参加は3台でした。

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お馴染みgs_minoo様。

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滋賀県からお越しのGSA・X3。

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不肖、我がGS

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GS生誕40周年ですので、少々宣伝してみました。

代替フロンのクーラーは余り効かず、しかもアイドリング時にはコンプレッサーがカットされるので、汗を滲ませながらのドライブとなりました。
但し、セミトラ取り付け・アーシング施工しているので、加速時のトルクロスは最低限に抑えられています。

高速で5,000回転を持続して走行すると、油温が118℃をキープするのには驚きました。
一般道を60km/h~70km/hで走り続けていると、油温は107℃~111℃です。3,000回転キープが、エンジンには丁度良い感じです。
停車時にはギアをローに入れてブレーキを踏み、エンジン回転を落として(トルコン車ならではの強み?)パーコレーションに備えていましたが、やはり旧車に夏場は酷ですね。

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色鮮やかなC3プルリエル軍団が、美女オーナー2名と共に会場で異彩を放っていました。
オレンジ・プルリエルの美女オーナーから、過去に販売したミニカーの代金を集金できたのは朗報でした。

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アンリ・シャプロン製ボディを持つ、1969モデルイヤー・DS21・プレステージ仕様と推察されますが、この車はミステリアスです。

ボディカラーはBEIGE THOLONET AC 085 (1973-75)か、もう少し金色味が強いSABLE METALLISE AC 318 (1970-72)と推察しますが・・・、

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明らかにダッシュボードが1969モデルイヤーですから、ボディ年式と合致しません。
但し、ステアリングスポークは黒一色が正しく、それ以前のハンドルに換装されています。

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純正プレステージを判断するアイテムの内、①バンパー下のバックアップランプは装備していましたが、②リアウインドー真下のステンレス製トリムがありません。
テールランプは年式考証に沿った、美しいオリジナル(リプロ?)が装着されていました。

24thfurefure04
純正プレステージを判断する材料③、「プレステージ専用オプション・後席ヘッドレスト」は、この車には存在しません。

資料には『プレステージはオーダーメイド車で、カロッツェリアの老舗”アンリ・シャプロン”が特別注文にのみ応じ、顧客の好みに応じて仕立てたもので、ほぼ全ての車が黒に塗られ、少なくとも1台はシルバー・グレーの車が存在する。約180台しか造られなかった、最も希少なDSの一つである。後席はグレーのファブリックだが、前席は黒い革張りのベンチシートである。リアドアには、外部ロックも付く。』とありますので、後席が通常DS・pallasと同じ茶色本革シートである当該車は、正式なプレステージュでは無いと思われます。

恐らく顧客の『DS・pallasの内外装を持つ、プレステージュ仕様を造ってくれ。』という特別注文に応じて、1969モデルイヤーのシャーシー&外装を確保していたものの、引き渡しが1973年以降にずれ込み、当時の最新DSカラーに塗布されて完成したものと推察されます。

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従いまして、トランクリッドとフロントフェンダーに輝くアンリ・シャプロンのエンブレムは、紛れもない本物です。眼福物の一台でした。


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tag : フレンチフレンチ関西 シトロエン GS

シトロエンGS/Aのカラーコード。

Jaune Primevère AC 321 1971~1972 
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サクラソウ(桜草・英名プリムローズ、学名:Primula sieboldii)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本では、その名から桃色が主流ですが、海外では黄色や白色が主流で、AC321は、薄黄色の花びらをイメージしています。

GSAC015
非常に綺麗なGS・clubです。ロゴ入りの泥除けはディーラーオプション。楕円の通気孔があるホイールは、1974モデルイヤーまで。
西武自販が正規輸入車に取り付けた、ライセンスプレート灯付きナンバープレートステーが無い本国仕様は、すっきりした外観です。

Orange Ibiza (X et X2) AC 332 1978 
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イビサ島(スペイン語:Ibiza)は、地中海のバレアレス諸島に属するスペイン領の島です。1990年代を通してヨーロッパのクラブ文化、ダンス音楽の中心部として君臨し、最新の音楽流行を求めて世界中からクラバーたちが押し寄せる若者文化の中心地となりました。7大有名クラブがあり、特に夏の間は世界中の有名DJがプレイするため、ポピュラーな観光地となっています。AC332は、ダンスに打ち込む若者達の情熱の色を表したものでしょうか?

GSAC016
1978モデルイヤーGSX・GSX2の専用色です。
GSX3が登場するのは、翌1979モデルイヤーからです。
1978モデルイヤーから、GSX・GSX2のフォグランプの位置がバンパー下になり、前後バンパーがブラックアウトされました。シート生地もデザイン変更されています。

Orange Ténéré AC 329 1975~1976 
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テネレ(ténéré)は、アフリカ大陸北部にあるサハラ砂漠中南部の一帯を指す呼称です。「サハラ砂漠」は世界最大の砂漠で、東西5600km・南北1700km・面積約1000万㎢であり、アフリカ大陸の3分の1近くを占めます。
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AC329は、夕日に照らされたサハラ砂漠の砂の色をイメージしたのでしょうか?

GSAC017
ボディと同色の窓枠・小さなセンターホイルキャップから、GSXと思われます。
GSX・GSX2はビニールレザーシート仕様でした。
1975モデルイヤーから、ホイールの通気孔が長方形になりました。

Rouge Delage GKA 1984~1986
画像無し。何方か御提供願います。
 
Rouge géranium AC 435 1978~1982
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フウロソウ属(風露草属)(学名 Ggéranium)は、フウロソウ科に分類される多年生草本植物の属の名称で、420種以上が確認されていますが、AC435は、その中でも鮮やかな赤色をイメージしたのだと思います。

GSAC018
1979モデルイヤー・GSX3です。
GSX2&GSX3特有のリアスポイラー・GSX3専用ホイルキャップ(GSXとは異なる)、GSXシリーズ専用のフィラーキャップ・ブラックアウトしたバンパー&ウインドウモールに注意して下さい。
1978モデルイヤー・GSX2の外観そのままながら、心臓部たるエンジンは1299cc・65hp/5500rpmにスープアップされた「1979モデルイヤー・GSX3」は、翌1980モデルイヤーに「GSA・X3」に取って替わられ、僅か1年で消え去りました。

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tag : シトロエン CITROEN GS GSA

モンブラン・シトロエンGS。37

MONTBLANC GS 090
モンブラン社(フランス)製1/12・シトロエンGS・フリクション仕様・白色・初期型車体です。

MONTBLANC GS 091
MONTBLANC GS 092
初期型はフロント・リアバンパーとフロントグリルがメッキ仕様であり、前後ドアノブとフュエル・キャップがメッキを施した別部品となっています。
白色車体では、内装色は灰色と茶色のバリエーションを確認しています。
フロントウインドウにモンブラン社の社章が、リアウインドウに”CITROEN prefere TOTAL”のステッカーが、それぞれ貼付されています。
見難いですが、フロントウインドウにルームミラーとワイパーがモールドされています。

MONTBLANC GS 093
MONTBLANC GS 094
運転席と助手席の窓は、開いた状態で再現されています。
黄色車体では、白色のホイールが組み合わさたモデルのみ確認しています。

MONTBLANC GS 095
フリクション仕様でも底板は有線リモコン仕様とほぼ同一で、前輪がステアする際の切り裂きがあり、フリクションは後輪に取り付けられ、最後部にコードを通す穴まで開けられている事に注意して下さい。
中央に「モンブラン社社章と社名・製造国フランス」が打刻されており、後方に「-GS- BY CITROEN」の打刻があります。

MONTBLANC GS 096
車体前部は、大味ながら巧みに造形されているのが分かります。
箱耳の一方が、貼り付けで開かないようになっています。

MONTBLANC GS 097
リア・ライセンスプレート部分は、「CITROEN ダブルシェブロン GS」と印刷された(上にずれてしまっているのは御愛嬌。)ブリキのプレートをカシメ留めしています。
リア・ライセンスプレート上部の黒い横長部分は、「CITROEN GS」と印刷されたリア・ガーニッシュを再現していますが、これもブリキプレートのカシメ留めです。 (ギリシャのLYRA社製造モデルでは、リア・ライセンスプレートとリア・ガーニッシュ部分がシール貼付となります。 )
黒部品でオーバーラダーが再現されており、バンパー上にはライセンス灯が再現されている事に注意して下さい。

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tag : モンブラン シトロエン GS

プロフィール

ecocitro

Author:ecocitro
妻・娘・息子との四人暮らしです。
【シトロエン】
《1975 GS1220 club》
《1973 DS23IE pallas》
1992~2016 24年間所有。
《1972 SM2.7》
5年間所有。
【楽器演奏活動】
《集団演奏》
JAZZ PIANOの集団演奏活動を、目論んでいます。
《鍵盤/打楽器》
幼少時にクラシック・ピアノを習得。
学生時代の4年間は、ジャズ・ドラムの個人レッスンを受講。
社会人になってから、ジャズ・ピアノ教室で、3人の講師に師事。
【作詞/作曲/編曲】
自作曲をCuebaseで完成させる傍ら、それをネットで公開して、評価を仰ぐ事に注力します。
【ミニカー蒐集】
シトロエンGS/AとシトロエンSMモデル以外を、2017年1月に売却。
【運動】
サッカー・水泳・野球等、色々経験した結果、最も肌に合って楽しいスポーツは、バスケットボールでした。
【鉄道趣味】
山陽・阪急・阪神・神戸電鉄・神戸市電・姫路モノレール・地方ローカル鉄道・軽便鉄道が好きです。
【ミリタリー】
戦史・戦記・飛行機・船舶・兵器・空戦・海戦・軍人について、特に造詣を深めています。
【アイドル】
偶然、「初の選抜総選挙1位戴冠」をテレビ視聴していた事から、指原莉乃さんの在宅・ライトファンとなりました。

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