淡路交通・鉄道線③

淡路交通鉄道線廃止時に在籍していたのは、電動客車11両・制御客車2両です。

akt16123102
akt16123104
akt16123101
akt16123130
【モハニ1002】
1909(明治42)年7月製造の南海電鉄デホ31を導入し、1954(昭和29)年に、自社製半鋼製車体に換装しました。

akt16123105
akt16123106
akt16123107
akt16123108
akt17010106
【モハニ1003】
1909(明治42)年7月製造の南海電鉄デホ32を導入し、1959(昭和34)年に、外板木製部分に鉄材を張り付けました。

akt17010105
akt16123112
akt16123110
akt16123111
akt17010108
【モハニ1005】
1921(大正10)年9月製造の南海電鉄5形・モハ502を導入し、1959(昭和34)年に、自社製半鋼製車体(セミクロスシート)に換装しました。

akt16123113
akt16123114
akt16123115
【モハニ2006】
1931(昭和6)年9月製造の自社ガソリンカー(キハニ1)を、電車化改造しました。

akt16123116
akt16123117
akt16123119
akt16123120
akt17010607
【モハニ2007】
1937(昭和12)年3月製造の自社ガソリンカー(キハニ6)を、電車化改造しました。
台車は気動車用のままなので、床下にエンジンの代わりにモーターを吊り、台車の変速機にシャフトを介して駆動していました。

akt16123121
akt16123027
akt16123122
akt16123123
【モハニ2008】
1935(昭和10)年5月製造の自社ガソリンカー(キハニ5)を、電車化改造しました。
akt17010128
後に、運輸省の研究補助を受けて神鋼電機が開発した、”垂直カルダン駆動”の試作車となりました。
モハニ2007と同様、ガソリンカーからの改造車だった故、当該駆動方式を搭載し易かった由。

(画像権利者の皆様、拝借させて頂きました。誠に申し訳ございませんでした。)
スポンサーサイト

テーマ : みんなに知ってもらいたい
ジャンル : 日記

淡路交通・鉄道線②

akt16123002
1925(大正14)年6月1日に「洲本」と「福良」が全通した「淡路鉄道株式会社」は、当初は蒸気機関車が客車を牽引していました。

akt16123003
1943(昭和18)年、車名を「淡路交通」に変更し、1948(昭和23)年、直流600V電化が完成します。
車輌は、蒸気機関車の代替で新造した自社製ガソリンカーを改造し、且つ、南海電鉄の木造車5両の譲渡を受けました。

akt16123004
沿線各駅を紹介致します。

akt17010603
akt16123005
akt16123006
【①福良】
1957(昭和32)年に改築され、路線バスと鳴門への連絡船の待合室を兼ねていました。
出発すると間もなく、25%上り勾配が続き、その後、25%の下り勾配が450mに亘って、「御領東駅」までありました。

akt16123007
【②御陵東】
当駅南500mの所に、第47代・淳仁天皇御陵があります。

akt16123008賀集
【③賀集(かしゅう)】
上下列車の交換駅です。

akt16123009神代
【④神代(じんだい)】

akt16123010市村
akt16123011市村
【⑤市村】
市(いち)変電所が、併設されていました。

akt16123012
【⑥一本松】
全線をノンストップ36分で走る、不定期”急行”が運転された際は、上下列車の交換が行われました。

akt16123013自凝島
【⑦自凝島(おのころじま)】


akt17010601
akt17010602
akt16123014掃守
【⑧掃守(かもり)】
上下列車の交換駅です。

akt16123015
【⑨長田】
出発すると間もなく、24.5%上り勾配が続き、その後、25%の下り勾配があり、「広田駅」に着きます。

akt16123016広田
【⑩広田】

akt16123017
【⑪納(おさめ)】


akt16123018二本松
【⑫二本松】
上下列車の交換駅です。

akt16123019先山
【⑬先山(せんざん)】

akt16123020下加茂
【⑭下加茂】

akt17010605
akt16123021
akt16123022宇山
【⑮宇山(うやま)】
車庫と工場のある、中心駅です。

akt16123023
akt17010604
akt16123024
【⑯寺町】
全長95mの洲本川橋梁を渡ると、「寺町駅」に着きます。
寺町駅を発車すると、鐘淵紡績の工場裏を通ります。

akt16123025
akt16123026
【⑰洲本】
1958(昭和33)年建築、鉄筋コンクリート製2階建てで、1階は路線バスと共用の待合室が、2階は食堂と土産物売り場が設けられていました。

(画像権利者の皆様、拝借させて頂きました。誠に申し訳ございませんでした。)

テーマ : みんなに知ってもらいたい
ジャンル : 日記

淡路交通・鉄道線①

akt17010125
akt17010126
小職が幼少期に、飽く事無く眺めていた雑誌に「朝日新聞社刊:世界の鉄道1968(昭和43)年版」があり、廃線記事に淡路交通が掲載されていました。

akt17012001
淡路島へは、両親に連れられて、ビワ狩りに行った事があり、車ごとフェリーに乗ったのを、今でも鮮明に覚えているのですが、自分が訪れた島で電車が走っていた事に、驚きを禁じ得ませんでした。

akt17012002
爾来、淡路交通鉄道線に興味を持ち続けているのです。

akt17010127
淡路交通鉄道線」は、淡路島の「洲本」と「福良」を結ぶ23.4kmの路線で、“離島”に於いて、地方鉄道法や軌道法を準拠する鉄道が建設されたのは、沖縄本島を除けば、淡路島のみでした。

akt17031701
akt17031702
akt17031703
電車は、ローカル情緒溢れる、小川の畔や、民家の軒先を過ぎ・・、

akt17031704
akt17031705
田園風景の中を進みました。


ad14122301
1960年に日活が制作した「くたばれ愚連隊」(監督:鈴木清順 主演:和田浩治、清水まゆみ)に、件の「淡路交通鉄道線」が登場します。

ad14122302
ad14122303
ad14122304
福良駅~賀集(かしゅう)駅間の、国道28号線との並行区間です。

ad14122305
ad14122306
ad14122307
最後は、ジープを線路上に駐車し、強引に電車を停止させるのですが、淡路交通が全面協力出来た、のんびりとした時代背景が偲ばれます。

wmb17010101
wmb17010102
余談ながら亡父も、進駐軍払い下げのジープを乗り回してうたそうで、「三宮のバーで、しこたま飲んだ後、明け方に意気揚々と引き揚げようとしたところで警官に見つかり、『気ィつけて帰んなさいよ。』と声を掛けられた。」という武勇伝を聞いた事があります。
嗚呼、昭和は遠くになりにけり・・。


↑マニアの方が16ミリフィルムで撮影された、貴重な記録です。

(画像・映像権利者の皆様、拝借させて頂きました。誠に申し訳ございませんでした。)

テーマ : みんなに知ってもらいたい
ジャンル : 日記

tag : 淡路交通 鉄道線 電車

北丹鉄道②

ht17012502
愛好家が描いたスケッチですが・・、

ht17012501
ht17012503
廃止の噂を聞きつけて集まった町の人々で賑わう画像を眺めていると、作者が描こうとした雰囲気が分かるような気がします。

ht14050409
ht14050417
福知山駅を出て最初のカーブでは、レールが自らの弾力で直線化し、ジョイント部分で折れるような線形を描いていたそうです。

ht14050408
ht14050414
線路のバラストも補充される事無く、後年は殆ど無くなった状態でしたし、枕木も交換される事無く腐り果て、レールと固定する釘の間に、指一本入る程の隙間が有ったそうです。

ht14050407
ht15070406
夏ともなれば、かろうじて轍の残る草原を走るかの如くであった由。

ht15061901
hr16011201
河川敷区間では、殊更、「草原列車」感が増します。

ht14050410
このような線路状況を鑑み、許可最高速度は僅か25km/hで、12.4kmの行程を約45分掛けて(平均時速15km)、ゆっくり・のんびり・ユラユラしながら、走っていたそうです。

ht17012508
ht14050419
ht15070405
乗り心地も凄まじく、木造客車等はミシミシと音を立てて断面が変形し、乗客は座っていても飛び跳ねる状態になり、腰や背中が痛くなったという話も聞きます。

hr16011202
ht15021701
「第1・日藤隧道」「第2・日藤隧道」の名で、二か所あった隧道は合わせて115mと短く、「トンネルの為のトンネル」の様相を呈していました。

ht15021702
信じられませんが、国道175号線との踏切風景です。稲刈りの終わった晩秋の田んぼに、うら寂しさを感じます。
手前は下川(しもかわ)駅で、北側から眺めており、福知山に向けて出発したところです。

ht15070402
別の角度から眺めた、下川駅。

ht17012507
hr16011203
ht14050418
ht17012505
ht17012504
休止が間近い冬の日の午後、終点の河守(こうもり)駅で、ホーム端に留置されているハニ11の近くで停止し、暫し憩うキハ10 1です。
裏寂れた情景ですが、心なしか、日差しに春の風情を感じます。
ホームに佇む、社員の胸中や如何に・・。

ht14050405
北丹鉄道】 福知山⇔河守 12.4km 5~6往復/日
1923年9月22日開業・1971年3月1日休止・1974年2月28日廃止許可
「福知山と宮津を結ぼう」という壮大な構想で出発した北丹鉄道でしたが、夢果たせず、戦後沸き起こった「河守⇒宮津の国鉄線(宮守線)の建設・開業」気運による、買収・保証に期待を寄せて、細々と営業を続けたのでした。
最北端の終点「河守」駅の振り仮名が、「かわもり」となっていますが、正しくは「こうもり」です。

ht15070401
ht14050415
ht17012506
遂に大江山を越える事無く、ひっそりと消え去った北丹鉄道・・。
これがトラウマとなり、小職は、寂れた地方ローカル鉄道に興味を持つ事となったのです。

(画像権利者の皆様、拝借させて頂きました。誠に申し訳ございませんでした。)

テーマ : みんなに知ってもらいたい
ジャンル : 日記

tag : 北丹鉄道

北丹鉄道①

ht14050401
小学校4~5年の時に、亡父が小職と弟・従兄弟を連れて、天橋立まで小旅行に出かけたことが有りました。
当時亡父はシトロエンGSに乗り換える前で、VOLVO(ヴォルヴォ)144に乗っており、高速道路が未整備だった為、福知山から国道175号線を北上するルートを採ったと記憶します。

ht14050406
後部座席左端に座った小職が景色を眺めていると、草生した線路が一本、道路と並行に走っている事に気づきました。

ht15070404
途中、トンネルが二か所あり、非常に簡素な踏切があった事を、今でも鮮明に憶えています。
列車と擦れ違う事を期待したのですが、叶う事無く、いつの間にか線路を見失いました。

ht14050411
帰宅してから早速調べてみて、この鉄道が北丹鉄道である事が判明し、亡父に「由良川沿いに走っている時に、北丹鉄道の路線が見えた。」と話すと、「ほう、あの川は由良川と言うんだねえ。」と感心されたのが、今でも昨日の事の様に瞼の裏側に蘇ります。

ht14050412
この旅行が「小学校の春休み」を利用したものだったと思うので、恐らく北丹鉄道休止直後の1971年(昭和46年)3月か、その翌年の3月であったと推測します。画像はキハ10 1(元国鉄キハ0428)です。

ht14120801
福知山駅に憩うキハ10 2(元国鉄キハ0422)です。
キハ10 1と異なり、雨樋だけでなく幕板までエンジ色に塗装されていました。

ht15070403
こちらは、福知山駅に到着したキハ10 1(元国鉄キハ0428)です。

ht17012509
再び発車する際は、退避線を使って客車の反対側に回ります。

hokutan14082701
家にあった朝日新聞社刊「世界の鉄道68・昭和43年版」を開いて、最初に目に飛び込んできたのが、『由良川に沿って走る。』とキャプションされた、1枚の写真でした。
今にも崩れ落ちそうな川沿いの土手に敷かれた、手入れの行き届かない鉄路を上を、頼りなく走る気動車の姿に、忽ち引き込まれてしまいました。

ht14050402
ht14050403
ht14050404
更に私を釘付けにした、朝日新聞社刊「世界の鉄道71・昭和46年版,世界の鉄道72・昭和47年版」掲載の、3枚の写真があります。バラストも枕木も無い線路、歪に曲がったレール、草生した線路に佇む、屋根に応急処置のビニールシートを被せた、元南海電鉄の卵型5枚窓の客車・・。

ht17012510
上掲画像では無蓋貨車を連結していますが、有蓋貨車を連結する場合もありました。

ht14050416
この時まで南海電鉄の卵型車両を知りませんでしたから、老朽化した、異様な雰囲気の客車と、線路・駅舎の荒涼としたムードに、完全に圧倒されてしまいました。

ht14050420
恥ずかしながら、モノクロ写真で想像逞しくしておりましたので、実際の北丹鉄道車両・後年のエンジ色とクリーム色の2トーンを確認したのは、ずっと後年のインターネット上に於いてでした。

ht14050413
開業時に用意された、1922年ドイツ製(BOCHUM 1922 GERMANの刻印あり。)30kg/mレールは、開業から廃止まで、一度も付け替えられる事がありませんでした。

(画像権利者の皆様、拝借させて頂きました。誠に申し訳ございませんでした。)

テーマ : みんなに知ってもらいたい
ジャンル : 日記

tag : 北丹鉄道

プロフィール

ecocitro

Author:ecocitro
妻・娘・息子との四人暮らしです。
【シトロエン】
《1975 GS1220 club》
《1973 DS23IE pallas》
1992~2016 24年間所有。
《1972 SM2.7》
5年間所有。
【楽器演奏活動】
《集団演奏》
JAZZ PIANOの集団演奏活動を、目論んでいます。
《鍵盤/打楽器》
幼少時にクラシック・ピアノを習得。
学生時代の4年間は、ジャズ・ドラムの個人レッスンを受講。
社会人になってから、ジャズ・ピアノ教室で、3人の講師に師事。
【作詞/作曲/編曲】
自作曲をCuebaseで完成させる傍ら、それをネットで公開して、評価を仰ぐ事に注力します。
【ミニカー蒐集】
シトロエンGS/AとシトロエンSMモデル以外を、2017年1月に売却。
【運動】
サッカー・水泳・野球等、色々経験した結果、最も肌に合って楽しいスポーツは、バスケットボールでした。
【鉄道趣味】
山陽・阪急・阪神・神戸電鉄・神戸市電・姫路モノレール・地方ローカル鉄道・軽便鉄道が好きです。
【ミリタリー】
戦史・戦記・飛行機・船舶・兵器・空戦・海戦・軍人について、特に造詣を深めています。
【アイドル】
偶然、「初の選抜総選挙1位戴冠」をテレビ視聴していた事から、指原莉乃さんの在宅・ライトファンとなりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード