ドラム演奏を振り返る。

高校文化祭01
高校3年の文化祭が、小職の記念すべきステージデビューです。
但し、ドラムを人前で演奏するのは、高校2年の音楽授業での「楽器演奏発表会」が最初でした。
開演前、開演を催促する手拍子が起こったので、それに合わせてビートを刻むと、観客から喝采を浴びました。
あの時の高揚感は、今でも忘れる事が出来ません。

高校文化祭02
演奏内容は未熟で荒削りで、今聴くと赤面する事しきりですが、若さ故パワーだけはありました。
生来の"せっかち"な性格から、キープテンポが苦手で、どうしても走りがちになり、特にフィルインで顕著でした。
幸い手先は少々器用だったようで、連打や早いタム回し、ロールまがいの連続音(決してダブルストロークを早く出来ていた訳ではなく、誤魔化し技です。)を連発して、友人たちから「流石!上手い!」等と持て囃されて、恥ずかしくも「俺は結構上手いんだ!」と、天狗になっておりました。

浪人コンサート01
高校卒業後の浪人時代にも、ドラマーとしてコンサートに出演しました。
この時の会場が、ヤマハミュージックスクールに隣接していて、打ち合わせや練習等で赴く度に、パラディドルを一生懸命練習している講習生を目撃し、彼我の技術の差に愕然となりながらも、「俺も大学に合格したら、頑張って基礎からドラムを練習しよう!」と、密かに心に誓ったのでした。

浪人コンサート02
メロディック・タムを追加したり、タムの内側をニス塗りしたり、打面・裏面共にヘッドを交換したり、シンバルをグレードアップしたり、スタンド類を更新したりと、この時期が一番「ハード面」でドラムに詳しかった気がします。

drum13022601
演奏技術面では、基礎から練習していない者の哀れで、フィルインの際の手順が効率悪く、ダブルストロークは依然不確かなままで、キープテンポは漸く少しは出来るようになりましたが、未だ走り気味で、かてて加えて、音量コントロールが全く出来ていませんでした。
後刻、ドラムスクールで大勢の"天賦の才"を目の当たりにしてからは、「まず基本のマスターに注力し、その後オリジナリティを発揮する。」という考え方になりました。
(浪人時代に、楽器店のスタジオで練習する姿です。)

fujion12031301
学生時代には、ジャーニー等の洋楽ロック・ポップスのコピーバンド、歌の上手な女子高生をスカウトしたバンドでの、松田聖子・中森明菜・八神純子楽曲のカバー、カシオペア・高中正義・渡辺香津美等のヒュージョン物コピーバンド等を経験し、社会人になってからは、ロックやAORのコピーバンドで演奏しました。
(93年8月撮影。この頃はフュージョン傾倒の末期ですが、未だヤル気満々のドラム小僧といった風貌です。)

drum13022606
ヒュージョン物コピー時代は、自分たちの演奏を聴き返して、やれ、ここのユニゾンが合っていない、ここのフィルインのこの部分の手順が分からない、等と、完全コピーを前提にした、テクニック面ばかりを追い求めていました。
今考えると、技量も無いのに、よくもこんな事を言っていたものだと、赤面する事しきりですが、少なくとも、自分の演奏録音を耳にはしていました。
(フュージョン・ポップス・ロック用のセッティングです。80年代前半~90年代前半の、典型的スタイルでした。)

drum13022602
高校1年の時にバンドのキーボーディストに神戸の有名JAZZライヴハウス"ソネ"を紹介してもらい、600円のアイスコーヒー1杯で、延々3時間ほど粘って生演奏を聴き続けて以来、4beatの虜になり、大学合格後、早速ヤマハ音楽教室の門を叩き、当然の事ながら、"ソネ"の初代ドラマーでレギュラーカルテットを受け持っていた、K先生を担任に指名したのでした。
それからの4年間、隔週水曜日にK先生に師事してパラディドルと4Beatを一生懸命練習する日々が続きました。
最初はテンポキープも覚束なく、スネアやバスドラのタイム感がバラバラで、ハイハットの2拍4拍が乱れたりしましたが、2~3年続けているうちに、漸く体の中でウラのウラBeatを感じるコツを体得し、基本リズムとテンポは乱れなくなりました。
("合歓の里"で合宿した際のショットです。ナチュラルのタムが、いかにもJAZZ・FUSIONっぽいですね。)

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drum13022603
大学3回生の時に、別の大学のクリスマスパーティで、人前で初めてJAZZ演奏をクインテットで披露する機会があり、そこで女性陣の羨望の眼差しを浴びて以来、JAZZドラム演奏に夢中になり、社会人になってもクインテットやカルテットで活動を続け、メンバーの転勤で演奏活動が滞る10年程前迄、現役のJAZZドラマーでした。
社会人になって10年ほど経た頃、JAZZシーンに於けるアフリカ音楽の影響を知り、ポリリズム等を勉強するうちに"頭でっかち"となって、「ソロ・インプロヴィゼーションは瞬間芸術だ。」という高貴な?思考に囚われ、「相手の抑揚に合わせて自分も抑揚を繰り返せば良い。」と勝手に納得し、自身の演奏を省みる事が皆無となりました。
そしてその態度を、「アーティスティックだ。」とさえ感じていたのです。恥ずかしい限りです。
(横浜でのスタジオ練習時のショットです。前日の深酒が祟った寝癖髪が、恥ずかしいです。)

jazz12031301
社会人となって以降20年以上に亘って、連絡を取り合ってはJAZZ演奏メンバーで集い、カルテットやクインテット、時にはセクステット等の構成で、各所のライブハウスで演奏を披露しました。
年月を経て、働く者の宿命で仕事関係の諸事情(職責が重くなり自由時間が減る・転勤を強いられる・配置転換や出向に遭う)から、参集・練習機会が無くなり、悶々とする日々を過ごしていたところに、洋楽コピーバンドにピアノ担当として加わらないかとのお誘いを頂き、二つ返事で飛びついたのでした。
(画像は、伊丹市のライブハウス「STAGE」でのライブの様子です。)

drum13022605
程無くして、とある天才少女のオリジナル曲と出会い、大変なショックを受けると同時に、この素晴らしい楽曲を自分なりにアレンジしてみたいという衝動に駆られたのが、全ての始まりでした。
ドラム演奏に対する興味が薄れ、鍵盤楽器演奏・各楽器の音色/構成追求へと傾倒していきました。
そして、このリズム楽器からメロディー楽器への転換が、小職の音楽に対する考え方を大きく広げる事に繋がったのです。
(神戸のJAZZバー・Y店での貸切ライブ時の画像です。)
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ドラム演奏について。

【ドラムセットの変遷23】

《ISTANBULシンバル
イスタンブール06
サイドシンバルイスタンブールに変更してもハイハットシンバルだけは、高校2年から使っていたAジルジャンのニュービート・ハイハットを愛用していました。
しかしながら、ブラシワークによるバラード演奏時のハイハットの切れと減衰音を求めて、暫くしてからイスタンブール製に替えました。

イスタンブール07
Aジルジャンよりは良い音が鳴っていると思いましたが、最早私の脳裏には追い求める理想のシンバルの音というものは無くなっていて、4ビートの各種奏法マスターに懸命の時期でもあり、自分が購入したシンバルを出来るだけ綺麗に鳴らしてみようという姿勢に変わっていました。

YD024
ヤマハドラムセットから、フットペダルFP-710と、

YD023
ハイハットスタンドHS-710をJAZZ用に転用しました。

ソナー11
そしてシンバルスタンドは、ヤマハのSH-802を3本新調しました。TOP・SIDE・シズルの3枚をセッティングしたかったのです。
YD-9000シリーズのゴツいスタンドは、JAZZのイメージに合わないと敬遠しました。

ソナー15
ソナー13
前回掲載したこの画像は、イスタンブールのトップシンバルとAジルジャンのシズル付きシンバルを購入した段階で、撮影しました。
サイドシンバルは高校2年生の時から使っているPAISTEフォーミュラ602・18インチ・シンクラッシュで、ハイハットシンバルも同じく高校2年生の時から愛用のAジルジャン・ニュービートハイハットです。

イスタンブールのサイドシンバルとハイハットシンバルを装備した姿は、後の記事で紹介予定です。

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ドラム演奏について。

ドラムセットの変遷22】

ソナー12
ソナー13
上掲画像は、ソナードラム5点セットが揃い、イスタンブールの20インチライドシンバルとAジルジャン・18インチ・シズル付きライドシンバルを購入した時に撮影したものです。

ソナー14
ソナー15
サイドシンバルは高校2年生の時から使っているPAISTEフォーミュラ602・18インチ・シンクラッシュで、ハイハットシンバルも同じく高校2年生の時から愛用のAジルジャン・ニュービートハイハットです。

ソナー16
真新しいヘッドが眩しいです。

ハイハットスタンドとフットペダルは、高校時代からの愛用品であるヤマハYD-7000シリーズのハードウエアを、そのまま使っています。(次回「ドラムセットの変遷23」記事で詳細を掲載します。)

真ん中のタムタムに付けられた、ヤマハ製タムパッドに注意して下さい。これも高校時代からの愛用品です。

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ドラム演奏について。

【ドラムセットの変遷21】

《ISTANBULシンバル
イスタンブール01
イスタンブール02
JAZZ演奏用シンバルの選定も独断で行い、専門誌の記事やドラム講師やプロドラマー達(誰かが『イスタンブールが良いよ!』と言ってました。)の話等を参考にして、半ば盲目的にイスタンブール製品に決め、20インチ・ヘビーライドを購入しました。

アタック音が綺麗に出ておりサスティンも程々で、上品な澄んだ音ですが、鳴らし込む事によってどんどん深みのある良い音になっていくと学んでいたので、当初の音に一喜一憂せずにスティックワークの方を鍛錬しようと考えました。

イスタンブール03
イスタンブール05
サイドシンバルは当初、高校2年生の時から使っているPAISTEフォーミュラ602・18インチ・シンクラッシュを使用していたのですが、薄すぎてレガートすると音が籠ってしまう事が発覚し、トップシンバルとの音のバランスも気になったので、後刻、イスタンブールの18インチ・ミディアムシンクラッシュを購入してサイドシンバルに充当しました。

《シズル付きシンバル
ジルジャン・シズル01
ジルジャン・シズル02
予算の都合上、ハイハットシンバルとサイドシンバルは高校時代からの愛用品を充てる事になったのですが、JAZZを演奏するなら是非試してみたいシンバルがありました。シズル付きシンバルです。

ライブハウスでプロドラマーが、ブラシやスティックでシズル付きシンバルを鮮やかに使いこなすのを見て、ブラシを使ったスローバラードの演奏技法習得に躍起になっていた私は、神にすがる思いでシズルシンバルに手を出したのです。

予算の関係からAジルジャン製を選び、サイズ・厚さ・シズル数を指定出来るとの事で、18インチ・クラッシュライド・6個として発注しました。

待つ事暫し、出来上がったシンバルを叩いてみると、シズル数が多すぎたのか減衰音が長すぎ・大きすぎて閉口したので、1個ずつシズルを取り去り、結局残り2個で丁度良しと判断しました。
しかしながら実際の演奏場面では、径の小ささから適当なボリュームと残響音を奏でる事が非常に困難だと分かり、ステージでは多用しないシンバルとなったのでした。自らの選択眼と力量の無さに反省しきりです。

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ドラム演奏について。

ドラムセットの変遷20】

SONORドラムセット》
大学生になってJAZZドラムをプロミュージシャンに師事して教わり、ROCK/POPS/FUSION系のバンドとは別に、JAZZバンドを組んでJAZZを演奏するようになると、22インチのバスドラムのYAMAHAドラムセットでは、手に余り始めました。
そこでSONOR社のスネアドラムを愛用して野太い音に魅了されていた小職は、青山純さん等の憧れていたドラマーが同社に鞍替えしてドラムマガジン等で絶賛しているのにも影響され、「JAZZ用のドラムセットは、SONORで揃えたい。」と考えるようになりました。
セミプロでJAZZドラマーとして活躍していた実弟は、グレッチのヴィンテージモデルを購入しており、それはそれは素晴らしい音色でしたが、小職がJAZZ・PIANO奏者として尊敬していたキース・ジャレットさんのトリオで、ドラムを担当するジャック・ディジョネットさんがSONORを使用していたので、彼のような「ドラムで歌える」ドラマーを目指す事を大義名分として、SONORのセットを購入する決心をしたのでした。
決心をしてから賞与を幾度か積み立てて資金を確保し、漸く購入出来る段階になった時には、スネアドラムと同じ色調のシェル(胴)は既に無く、焦げ茶色の木目調しか選べませんでした。
一瞬躊躇しましたが購入に踏み切りました。暫くしてから手元に届いた実物は、ゴツイ造りから独逸車と共通する堅牢なイメージがあり、頼もしく感じたのを憶えています。

ソナー06
バスドラムはJAZZ演奏を前提に18インチを選択しました。

ソナー07
タムタムは10インチ・12インチ(深胴)をセレクトしました。

ソナー09
タムの裏側は最初からクリア・ヘッドが張ってありました。
(ヤマハドラムの革製タム・パットは、高校時代からの愛用品。)

ソナー10
フロアタムは悩んだ末、14インチを選択しました。

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tag : SONOR ドラム

プロフィール

ecocitro

Author:ecocitro
妻・娘・息子との四人暮らしです。
【シトロエン】
《1975 GS1220 club》
亡父が1975年に新車で購入し、ブログ著者に名義変更して現有。
《1973 DS23IE pallas》
1992~2016 24年間所有。
《1972 SM2.7》
2002~2007 5年間所有。
【楽器演奏活動】
《集団演奏》
JAZZ PIANOの集団演奏活動を、目論んでいます。
《鍵盤/打楽器》
幼少時にクラシック・ピアノを習得。
学生時代の4年間は、ジャズ・ドラムの個人レッスンを受講。
社会人になってから、ジャズ・ピアノ教室で、3人の講師に師事。
【作詞/作曲/編曲】
自作曲をCuebaseで完成させる傍ら、それをネットで公開して、評価を仰ぐ事に注力します。
【ミニカー蒐集】
シトロエンGS/AとシトロエンSMモデル以外を、2017年1月に売却。
【運動】
サッカー・水泳・野球等、色々経験した結果、最も肌に合って楽しいスポーツは、バスケットボールでした。
【鉄道趣味】
山陽・阪急・阪神・神戸電鉄・神戸市電・姫路モノレール・地方ローカル鉄道・軽便鉄道が好きです。
【ミリタリー】
戦史・戦記・飛行機・船舶・兵器・空戦・海戦・軍人について、特に造詣を深めています。
【アイドル】
偶然、「初の選抜総選挙1位戴冠」をテレビ視聴していた事から、指原莉乃さんの在宅・ライトファンとなりました。

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